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空き缶に込めた宇宙への憧れ 模擬人工衛星「缶サット」中高生の競技会開催【福井】
2024.09.14 19:26
県内の中高生が空き缶サイズの模擬人工衛星「缶サット」の技術を競う大会が14日から坂井市内で行われています。
「缶サット」とは、350ミリリットルまでのサイズの空き缶に、気圧や温度などを計測するセンサーやカメラなどを取り付けた模擬人工衛星です。
5回目となるこの大会、坂井市の県教育総合研究所を会場に、県内の高校の7チームと高志中学校の1チームが参加しました。各チームはそれぞれ半年ほどかけて製作した缶サットをドローンで吊るし、50メートルの高さから地上に落下させる間に、温度を計測したり、雲や地形を撮影したりといったチームごとに考えた課題をどれだけ正確に達成できたかを競いました。
大会は15日も行われます。なお、高校生チームは2025年2月の全国大会への出場権がかかっていて、2日間の審査結果の最優秀校が全国への切符を手にします。
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