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2024年4月 福井テレビ番組審議会
<議題>
「タイムリーふくい」~開業1ヵ月①効果は?~
放送/令和6年4月14日(日) 午前8時30分~9時00分
*新年度最初の開催にあたり、互選により委員長に吉川委員、副委員長に旭委員が再任された。
*令和5年10月から令和6年3月までの放送番組について、番組種別の結果が報告された。
<審議概要>
・嶺北の商業施設の入込状況の部分で、地図のような視覚的な位置の示しや各商業施設の概要の情報が改めてあると視聴者の理解がより深まったのではないか。
・視聴者が議論に入り込みたいというような感覚を持たせてくれたのが良かったし、現状の分析やコメントもおおよそ適格で、いち視聴者として非常に納得のいくものだった。
・県内の来訪者数や宿泊稼働指数を用いて賑わいを示していたが、その指数が単に来た人だけとか宿泊の数だけで少し一面的なところがあると感じた。
・番組の締めくくりの女性司会者のコメントがゲストの方向だけに向いていたので、カメラ的にも視聴者に向いて呼び掛けてほしかった。
・課題で挙げていた二次交通や駐車場、経済波及についてはだいぶ前から言われていた内容だと思うので、少し既視感があり新しいものは感じなかった。
・「福井のファンを増やすにはおもてなしが必要」という部分について、日本の観光ではベースになってしまっていて、ここから何かというのがそれぞれの地方の強みになっていくのかなと思うと、福井のオリジナルをどうやって出していくのかというのが本当の課題なのではないか。
・福井は観光地が遠いという問題が言われているが、同じような問題を抱えている他の自治体の調査や取り組みを紹介してもいいのではないか。
・全国大会の開催が目白押しという話で示されたイベントが、学会であったり、学術集会であったり、研究大会といった馴染みのない領域が多く、一般的にはとっつき難い部分があった。
・司会者とゲストが一問一答で進んでいくスタイルだと議論が深まらないような気がした。
・データがしっかり示されていたり、テロップも良い感じで出ていたり、音楽もよく考えられており、うまく30分にまとめられている。
・来る人のことは取り上げられていたが、福井から出ていく人はどうなっているのかなというのが気になった。
・番組を見て少し物足りないとは思っていたが、毎週作っている30分番組なのでこれは仕方がないだろう、ここから深めていくんだろうと思ったが、より深い議論を期待している。
・新幹線が来て今福井が盛り上がっているというのであれば、京都まで頑張ろうという気持ちが萎えないような物語をちゃんと作って応援していただきたい。
・駅前の再開発や改革に取り組んだ人が入っておらず、客観的な話の内容でしかなかったので、トークが非常に薄く感じた。
・1カ月間ではじき出した県全域での効果を分析して、見えてきた課題を洗い出して今後の対策を論じるという適格な比較だった。
・ゲスト3人は各自の持ち時間が短く、言いたいことが十分に尽くせないという感じがした。
・「全国規模の大会が目白押しでその中には福井に来たくない人たちも来る」という話題で、きつめに受け取られかねない表現を原渕アナが「え~!?」という表現でフォローしているあたりは流石だと思った。