「つるが鳶」や一斉放水を披露　敦賀市で新春恒例の消防出初式【福井】｜ニュース｜福井テレビ

敦賀市では13日、新春恒例の消防出初式が開かれ、消防団員らが伝統の「つるが鳶」や一斉放水を披露して防火意識を高めるとともに、今年1年の平穏を願いました。
　
敦賀美方消防組合敦賀消防団の出初式は、去年は能登半島地震の影響で中止となったため、2年ぶりに開かれました。
　
市内を流れる笙の川では平穏な1年を願って一斉に放水が行われました。

そして、消防鳶隊「つるが鳶保存会」がはしご乗りの技を披露しました。

保存会は伝統継承のため去年4月に発足。敦賀消防団の全ての団員およそ150人が所属しています。

高齢化が課題でしたが、新人も加わり13日は、およそ50人が演技を披露しました。

緊張感のある中、切れのある妙技を次々に繰り出し、団員の心意気を示して防火意識の高揚を図っていました。

この後の観閲式では、市消防局の職員や消防団員200人余りを前に敦賀市の米澤光治市長が去年発生した能登半島地震や奥能登豪雨を踏まえて「災害に強い安全で安心なまちづくりを進める」と訓示しました。