ニュース
県内のニュース
「友達にいつもありがとうの気持ちを込めて書きたい」 福井市美山啓明小学校で「年賀状の書き方」出前授業
2024年も残すところ1カ月。福井市内の小学校の児童が28日、地元の郵便局から年賀状についての出前授業を受け、歴史や書き方などについて理解を深めました。
年賀状についての出前授業を受けたのは、福井市にある美山啓明小学校3、4年の児童12人です。
この授業は、手紙を書く機会が減る中で手書きの文章で自分の思いを伝える素晴らしさを知ってもらうと、地元の郵便局らが初めて企画したもので、6月に行った「宛名の書き方」出前事業に続いて2回目です。
児童は、年賀状が1000年以上前の平安時代に、貴族が遠方にいる相手に手紙で挨拶を送ったことが始まりといった歴史や、裏面の書き出しや本文などには、原則として句読点を使用しないことなどを学んびました。
児童たちは「1000年前からあったことが分かった。いとこにゲームをまたしようと書きたい」「『あけまして』が『新年』という意味と知れて良かった。友達にいつもありがとうという気持ちを込めて書きたい」と言いながら、それぞれの思いを込めて年賀状を書きました。
下味見郵便局の横山議顕局長は「最近手紙を書く機会が減っている。子供たちに自分の思いを文字にして相手に伝えることをたくさん経験してほしい。いろんな人に手紙を出してほしい」と話しています。
28日作った年賀状は、毎年県が行っている「ジュラチック王国に年賀状を送ろう」企画に応募予定です。
一緒に読まれている記事
-
校内で女児に強制わいせつ 60歳元教諭の男が上告を断念 一審の判決「懲役1年2カ月」が確定【福井】
-
児童を乗せた大型バスが衝突事故 4人が救急搬送も軽傷 校外学習に向かう途中で高齢ドライバーの軽乗用車と衝突【福井】
-
「大事な娘をこんな目に…」被害女児の父親が心境を吐露 校内で強制わいせつの60歳教諭 名古屋高裁金沢支部が控訴棄却し「懲役1年2カ月」の一審判決を支持【福井】
-
45回の伝統「校内凧揚げ大会」 寒風の中で全校児童150人が自慢の“お手製たこ”を空高く 福井市河合小学校
-
【速報】勤務先の小学校で児童に強制わいせつ 福井市の60歳教諭の控訴を棄却 名古屋高裁金沢支部
-
何に役立てる?ドローン活用の授業で児童が操縦を体験 新たな活用法も探る 福井市・啓蒙小
-
「罪を認めない姿勢は人間と思えない」強制わいせつ被害児童の父 一審で実刑判決の60歳教諭 控訴審で改めて「無罪」主張 11月7日判決【福井】
-
煮崩れせずスープになじみやすい「越のリゾット米」収穫 特産化に取り組む福井市円山地区で児童が稲刈りを体験
-
2世紀から19世紀の仏画 「ほとけの姿を読み解く」日本とチベットの23点を展示 福井市郷土歴史博物館
-
「競争から交流へ」学校の垣根越えて児童2400人がニュースポーツ楽しむ 福井市小学校スポーツフェスタ
- 広告