「女性の理想的なライフキャリアの実現へ」　県内初の女性活躍サミットで“北陸の課題”を議論【福井】｜ニュース｜福井テレビ

北陸地域は、女性が働きやすく暮らしやすい魅力的な地域であることを全国に発信する「女性活躍サミット」が17日、県内で初めて開催され、地方創生を担当する自見はなこ内閣府特命担当大臣が、講演やパネルディスカッションに出席しました。
　
県内では初の開催となったこの女性活躍サミットは、女性の就業率や共働き率が高い北陸地域において、共通して抱える課題の解決に向け議論することや、女性活躍関連の施策について連携を強化することを目的としていて、経営者や管理職、働く女性約200人が集まりました。
　　　　　　　　
「地方創生に女性の力を」というテーマで講演した自見はなこ内閣府特命担当大臣は「最近公表された資料で、賃金格差、男女の賃金格差が高い地域には若い女性が流出して戻ってこない。（男女の）賃金格差と流出は関係がある」と話しました。
　　　
その後のパネルディスカッションには、パネリストとして北陸3県の県幹部職員が、また、司会として鷲頭美央県副知事が出席。就職で“選ばれる企業”となるために必要なことや、無意識のうちに働くジェンダーバイアスに気づくことの重要性などについて、各県の取り組みを報告しました。
　　
女性の理想的なライフキャリアの実現に向けて、情報を共有し、議論を深めていました。