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「災害の記憶を次の世代へ」 決壊の足羽川堤防を照らす灯籠270個 福井豪雨から20年【福井市】

2024.07.19 18:45

福井市や鯖江市などに甚大な被害を及ぼした「福井豪雨」から20年となった18日夜、当時、足羽川で決壊が発生した場所に灯籠が並べられ、明かりが灯されました。
        
この取り組みは、20年前の豪雨で足羽川が決壊し、甚大な被害に見舞われたことを若い世代にも知ってほしいと、災害に関する情報発信などを行う「防災ジャパン」が企画しました。
 
福井豪雨で決壊した福井市春日の堤防には、竹の灯籠200個や地元の園児が絵を描いた袋灯籠70個が並び、道を照らしました。
 
また、福井豪雨発生当時の町の様子を伝えるパネルも展示され、訪れた旧美山町出身の人は「もう20年も経ってしまったのだなと。家は床下浸水で、家の前に次から次へと家具が流れてきたのを鮮明に思い出した。こういうことがあったと今の子たちに受け継いで、記憶をつなげていけたら」と話していました。
 
豪雨災害の記憶を次の世代へとつなぐ灯りは、やわらかに堤防を包んでいました。

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