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「立往生による大渋滞を“AI技術”で未然に防げ」24時間体制で県内全域を監視 福井河川国道事務所

2025.01.09 18:45

大雪で懸念されるのが車の立往生です。7年前には、国道8号で約1500台の車が立ち往生し、通行止めの解除までに約66時間を要しました。この教訓を生かそうと福井河川国道事務所は、AIの技術でドライバーの安全を見守っています。
 
福井市の福井河川国道事務所では、24時間、多数のカメラで監視を続けています。大森功一計画課長は「239台のカメラがあるので、すべての箇所を人の目だけで監視するのは難しい」と話します。
   
そこで取り組んだのが「AIの導入」です。「画面の青い印がAIカメラを搭載したエリアで、現場でスタック車両が発生すると赤く点滅し、スタック車両をいち早く発見するシステムを導入した」と説明します。
  
AI機能が搭載されたカメラは、立ち往生が発生しやすい58カ所に設置されています。
 
また2024年度から、既存のカメラの死角となる場所にもAIカメラを導入したりSNSの情報を集めたりして、スタックした車を検知する精度を高めています。
 
大森課長は「限られた人数で対応しているので、AI技術を活用していくことが必要」と強調します。

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