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“アメリカの公園”をイメージ エルパの新フードコート 広さ3倍、客席数2倍で19日オープン 福井
福井市にあるショッピングセンターのエルパが、19日金曜日にフードコートをリニューアルオープンします。場所は2階フロアの映画館入り口付近で、これまでの3倍の広さに拡張しました。16日に開かれた関係者向けの内覧会で、どんな店舗が入るのかや、フードコートをリニューアルしたエルパの狙いなどを取材しました。
原渕由布奈アナウンサー:
「リニュアルオープンするフードコートです。中に入ると広い!解放感があります。客席はこれまでの2倍以上、300席!内装は、赤レンガ風の柱や石畳風の床など、アメリカの公園をイメージしたつくりになっています」
このリニューアルで、フードコートの店舗数は2店舗から6店舗に、客席は120席から300席に増えました。2023年7月に閉店したソースカツ丼の人気店「ふくしん」(福井市)が復活するほか、フードコートへの出店は初めてという、そば店「宗近」(越前市)、エルパ開業当初からフードコートに入っていたクレープ店「Mint」が出店。それ以外に、県内のショッピングセンターへは初出店となる、うどんチェーン店「丸亀製麺」や、2025年7月にオープン予定の有名カフェチェーン、現在出店交渉中の飲食系全国チェーン店なども出店し、合わせて6店舗となる予定です。
エルパの竹内邦夫理事長は、フードコートリニューアルの狙いについて「ショッピングセンターは、買い物を楽しみ、イベントを楽しむ場所。私どもに欠けていた“食を楽しむ場所”をどうしても作りたかった。何人かで来た人も、いろんな食事を楽しんでもらう意味で、メリットがあると思っている」と話します。
内覧会には、テナントの従業員や取引先など約900人が招かれ、一足早く新しくなったフードコートを堪能していました。
内覧会の招待客は「有名なお店がいっぱあり、味もしっかり美味しいので良かった」「待ちに待ったフードコートのリニューアルがうれしくて、わくわくしている。これを目当てに客が来たり、私たちもご飯を食べるのを楽しみにしている」と期待している様子でした。
福井駅前やエルパの周辺などに新しい商業施設が増える中、フードコートのリニューアルにどんな期待をしているのでしょうか。
エルパ・竹内邦夫理事長:
「地域の消費者がターゲットなので、駅前とはターゲット層が少し違う。近隣にスーパーがたくさんできたが、スーパーとショッピングセンターでは楽しむ時間や、楽しみ方が違うので、すみ分けができていると思う。福井でも有名なお店に入ってもらっているし、全国にも名を轟かせているお店にも入っているので、楽しんでいただけるのではないか」
エルパ2階のフードコートは19日グランドオープンです。エルパによると、このフードコートを若者やまちづくりの活動スペースとして活用し、新たなコミュニティの場、出会いの場にもしたいという思いもあり、すでに活用の申し出もあるということです。
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