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ニンジンに“ガラス片”永平寺町でも 学校給食への「異物混入問題」で県が市町に対策徹底を通知【福井】
福井市内の学校給食で異物混入が相次いでいる問題で、29日、新たに永平寺町の給食センターで県外産のニンジンにガラスのようなものが付着しているのが発見されました。福井市以外で発見されるのは今回が初めてです。
新たに異物が付着したニンジンが発見されたのは、永平寺町給食センターです。給食用のニンジンを調理前に検品していたところ、約15本中2本に直径2ミリほどのガラスのようなものがめりこんでいるのを発見しました。
ニンジンは福井市中央卸売市場の仲卸業者などを通じて仕入れた県外産で、28日に納入されたものでした。
町はこれを受けて29日、町内の小中学校や幼児園・幼稚園の 給食にニンジンを使うことを中止し、当面は県外産のニンジンの使用を見合わせることにしています。
ニンジンの異物混入を巡っては、これまでに▼福井市内の小中学校3校、公立・私立のこども園と保育園6園、県立盲学校1校で見つかっていて、福井市以外でニンジンに異物の混入が確認されたのは永平寺町が初めてです。
県は26日に県内の市町の教育委員会に対して異物混入への対策を徹底するよう通知を出しています。
異物混入の原因などについて、福井市の保健所は福井市内の学校給食センターに搬入されたニンジンの産地を管轄する保健所に、調査を依頼しています。
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