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ハピラインめぐり福井県議会で論争 議員の「鯖江や武生で利用客減り、駅周辺は閑散」に県が反論
6月定例県議会は27日、一般質問の2日目が行われました。北陸新幹線の県内開業後3カ月が経過し、JR北陸線の県内区間を引き継いだハピラインふくいをめぐって論争が交わされました。
議員が「鯖江駅や武生駅では乗降客数が減り、駅周辺が閑散としている」と指摘したのに対し、杉本知事は「新幹線開業で丹南地域全体の乗客は減っていない」と反論。議論は平行線をたどりました。
ハピラインふくいをめぐり、武生駅と鯖江駅の乗降客数の減少を指摘したのは、越前若狭の会の斉木武志議員です。「鯖江、武生の利用客減少、商店街が閑散としている」との発言に対し、杉本知事は「越前たけふができて、丹南全体で乗客数が減ってる訳ではない。そのうえで、鯖江駅、武生駅の周辺の賑わいをどう確保していくかということ」と反論しました。
また、敦賀ー武生間の快速を増便してはどうかと斉木議員が提案したのに対し、県側は、車両や運転手の確保に課題があるとして「検討したい」と述べるにとどめました。
さらに、仮に快速を増便した場合、貨物列車が減り、JR貨物からハピラインに支払われる路線使用料も減る問題もあるとして、国に訴えていきたいとしました。
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