ニュース
県内のニュース
北陸新幹線“敦賀以西”の整備促進へ 2025年度の認可・着工向けた予算確保「全身全霊で政府に強く求める」杉本知事 福井県議会開会
2日に開会した福井県議会で、杉本知事は北陸新幹線の小浜・京都ルート整備促進について、2025年度の政府予算案の決定に向けて、これから重要な局面を迎えるとし、「全身全霊を傾けて政府・与党に強く求めていく」と決意を示しました。
杉本知事は、2日開会した県議会で提案理由を説明しました。その中で、北陸新幹線の敦賀ー新大阪間の整備促進については、11月25日に開かれた政府主催の全国知事会議で、石破総理から「小浜・京都ルートで決定しており、一日も早い全面開業を目指す」との考えが示されたと話しました。
4日には関係自治体の意見聴取が行われる与党整備委員会に出席するということです。
杉本知事:
「年内の駅位置・詳細ルートの決定、および来年度の認可・着工に向けた必要な予算の確保を着実に行うよう求めるとともに、沿線自治体の負担を軽減するよう要望していく」
加えて杉本知事は、2025年度の政府予算案の決定に向けて、いまが重要な局面とし「全身全霊を傾けて政府・与党に強く求めていく」と強調しました。
12月県議会は24日まで開かれます。
一緒に読まれている記事
-
福井アリーナめぐり杉本知事「福井の規模で完全な民設民営はできない」と“後押し”姿勢 「必ず実現する決意で臨む」と意欲
-
北陸新幹線の早期全線開業を求め 福井県知事「沿線自治体の事情を考慮したうえで結論を」 次回の与党整備委は20日に開催
-
「人口減少対策に県議の経験や人脈生かす」仲倉典克氏が南越前町長選挙に正式に立候補表明 1月28日告示【福井】
-
南越前町長選挙に福井県議の仲倉典克氏(57)が出馬へ 現職町長は引退の意向【福井】
-
福井アリーナ建設費「現時点で追加の費用負担に応じない」県が方針 経済界の収支計画見直し方針で最長1年の遅れが表面化
-
小浜「蘇洞門めぐり」7割増、南越前「中村家住宅」8割増 北陸デスティネーションCP効果が県内観光地に波及【福井】
-
開業が最長1年遅れの福井アリーナ「計画見直しは地元住民の理解得るのに必要」と杉本知事が整備に前向き姿勢示す【福井】
-
【当選者に聞く】維新・斉木武志氏(比例)「電気代は値上げNG、食品の消費税ゼロ」消費者目線の政策を【福井】
-
使用済み核燃料の乾式貯蔵「保管期限10年以内」条例案を福井県議会が否決
-
「バス運転士不足」解消へ 県職員から“緊急確保” 福井県が職員の「セカンドキャリア」や「兼業」推進など対策案示す
- 広告