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品質向上!福井県産の厳選ブドウ「ふくぷる」出荷にむけ目揃え会 生育は平年並み 80トンの出荷見込む
2024.08.27 18:35
福井県がブランド化を進める県産ブドウ「ふくぷる」の出荷が始まっています。
「ふくぷる」は糖度が16度以上、種なしで大粒、房の形が乱れていない、などの基準を満たした県産ブドウの愛称で、2014年から県内の生産者でつくる「ふくいブドウネットワーク」が販売しています。
27日は「ふくぷる」の目揃え会が福井市内で行われ、県内のブドウ農家22人が参加し、栽培の管理方法や出荷基準などを確認していました。
今年は猛暑の影響で、一部の農園では粒のしおれや日焼けなどが見られたものの、生育は平年並みだということです。
収穫はこれからピークを迎えますが、心配されるのは県内への最接近が予想される台風10号の影響です。
ブドウネットワークでは「台風の風がどうかなというところだが雨が先だと思う。ハウス内の生産が多いので温度はそこまで高くならないため、ブドウの品質には問題がない」と話しています。
ふくいブドウネットワークによりますと、県内のブドウ農家の栽培技術が向上していて、「ふくぷる」の品質も年々良くなってきているということです。
「ふくぷる」の収穫は9月末ごろまでで、出荷量は2023年と同じ80トンを見込んでいます。県内の直売所などで販売されます。
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