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“奥越高原の秋”をスケッチ 爽やかな空に赤トンボ 乳牛のびのび 福井市ではコスモスがそよ風に揺れて【福井】
2024.09.26 18:45
爽やかな秋晴れとなった26日の県内。小浜では30度と4日ぶりに真夏日を観測したものの、朝晩は過ごしやすくなってきました。福井県内で秋の気配を探してきました。
今野真帆アナウンサー:
「勝山市と大野市にまたがる奥越高原牧場にきています。日差しはまだ少し強く感じますが、風が心地よく吹き抜け少しずつ秋の気配を感じます」
奥越高原牧場では、放牧された乳牛たちが生い茂った牧草を食べながらのんびりと散歩をしていました。ここで飼育している乳牛は暑さに弱いとされるホルスタイン種で、2024年の猛暑は牛たちにとっても厳しいものでした。
奥越高原牧場・川森庸博場長:
「朝晩の気温がだいぶ落ちてきた。日中は温度が高いので牛も動きが悪くなったりしているが、朝晩は涼しいのでウシも楽なのでは。だいぶ秋めいてきたと感じている」
また、爽やかな秋空には赤トンボの姿も。川森さんによりますと、最近は赤トンボの姿を見ることが多くなったそうで、奥越でも徐々に秋の気配が深まっていました。
奥越高原牧場は標高約600mほどのところにあり、平地に比べ気温も2~3度低いことも。ウシたちは冬ごもりのため11月10日頃には牛舎に入ります。雪深い奥越ならではの季節の先取りです。
一方、福井市にあるJR越美北線計石駅では、オレンジ色のコスモスがそよ風に揺れ、秋の気配を演出しています。
線路沿いに20メートルほどにわたって植えられているのはキバナコスモス。鮮やかなオレンジ色がホームを秋色に染めています。
福井地方気象台によりますと、県内は27日も高気圧に覆われ、晴れる見込みです。
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