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女子トイレ盗撮容疑で逮捕の30歳高校教諭を懲戒免職 校長を戒告、教頭を文書訓告 福井県教委

2024.07.26 19:05

福井県教育委員会は26日、女子トイレにビデオカメラを設置したとして逮捕された県立奥越明成高校の教諭の男を懲戒免職としました。
  
福井県教育委員会・廣部真寿美副部長:
「今回の不祥事により、県立奥越明成高校の生徒、保護者および県民の信頼を損なうこととなり、誠に申し訳ございません。深くお詫び申し上げます」
 
懲戒免職されたのは、県立奥越明成高校の元教諭で坂井市春江町の南出龍哉容疑者30歳です。南出容疑者は7月3日、勤務先の奥越明成高校の3階にある女子トイレに侵入してビデオカメラを設置した疑いがあるとして逮捕・送検されました。現在は、在宅で捜査を受けています。
 
南出容疑者は県教委の聞き取りに対して、事件当日に出勤した際、授業で使おうと机に置いていたビデオカメラを見ているうちに衝動に駆られて、職員室から最も近い女子トイレに設置したと説明したということです。
  
動機については「トイレに入っている女子生徒の姿を見たかった」との趣旨の話をしていて、犯行当日はテスト期間中だったため、生徒が早めに下校する午前11時にビデオカメラを回収するつもりだったということです。
  
今回の事件で県教委は、合わせて奥越明成高校の校長を戒告、教頭を文書訓告としました。
  
県教委は、今後の対策として県内全ての公立学校で管理職による教職員への個別面談や研修などを行い、不祥事防止に取り組むとしています。

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