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戦国時代の武将も月を眺めた「月見御殿」 眼下に広がる敦賀湾の雄大な景色 金ヶ崎宮から歩いて10分

2024.06.13 19:00

福井県内の魅力を再発見する「小旅」のコーナーでは今回、敦賀市の名所「金ヶ崎宮」の奥にある月見御殿を紹介します。戦国時代に武将が月見をしたと伝えられる場所から、敦賀港を見下ろす景色をお楽しみください。
     
敦賀市・金ヶ崎町に、約150メートル続く階段を上った先にある金ヶ崎宮は、春は桜の名所としても知られ、南北朝の戦いで亡くなった尊良親王と恒良親王がまつられています。
 
この金ヶ崎宮の本殿から左側に向かって歩くと現れるのが「花換の小道」です。この道をたどった先にあるのが「月見御殿」で、道中には、敦賀の街並みを見下ろすことができるビュースポットもあります。
 
少し傾斜のある道や階段を上ること約10分、月見御殿に到着です。月見御殿は、金ヶ崎の最高地点・月見崎の通称で、戦国時代には武将が月見をした場所とも伝えられています。高さは86メートルあり、敦賀湾の北側の雄大な景色を楽しむことができます。
 
フェリーターミナルや水島も見え、知る人ぞ知る金ヶ崎の絶景スポットです。金ヶ崎宮にお出かけの際は、月見御殿まで足をのばしてみてはいかがでしょうか?
 
〈月見御殿〉
金ヶ崎宮の本殿から花換の小道を歩いて10分ほど進んだ先にあります。小道はコンクリートなどで整備されていますが、月見御殿周辺は砂利などもあるので足元にはご注意下さい。宮司によりますと、途中の階段であきらめる人が多いとのこと、ぜひ、もうひと踏ん張りを!

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