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例年より早く早生の「ハナエチゼン」収穫始まる 「高温」と「コメの品薄」で前倒し 13日から店頭で販売【福井】
2024.08.08 11:55
福井市内の田んぼでは、早生の「ハナエチゼン」の収穫が例年より数日早く始まっています。
福井市下馬町の農家・白井清志さんは、約50ヘクタールの田んぼでコシヒカリをはじめ6種類のコメを作っています。
このうち早生の「ハナエチゼン」の収穫が、8日から始まりました。8月も気温が高いことが予想されることに加えて、今年はインバウンド需要によって全国的にコメの在庫量が少ないことから、例年より数日早く稲刈りを始めたということです。
白井さんは「(今年の収量や品質は)今のところはいいと思うが、今日は刈って乾燥するだけ。明日になると品質と収量が分かる」と話します。
出荷したコメは、13日から県内外のスーパーなどに並びます。8月末には、コシヒカリの収穫始めるということです。
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