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横断歩道に歩行者が! ドライバーへ「警告」電光掲示板 大野市・結ステーション前に設置【福井】

2024.09.12 18:45

横断歩道を渡ろうとしている歩行者の存在を知らせる電光表示板が、北陸では初めて大野市に設置され、12日に除幕式が行われました。
 
越前おおの結ステーション前の横断歩道に設置されたのは、歩行者の存在を知らせる「横断者サポート表示板」です。この表示板は、歩行者が横断歩道の手前に立つとセンサーが反応して文字や警告灯が点滅し、ドライバーに歩行者がいることを知らせます。
 
大野警察署が市内のロータリークラブや商工会議所と連携して、歩行者の安全の確保を目的に導入しました。警告の文字が点滅する電光表示板の設置は、北陸で初めてということです。
 
設置した場所は、物産販売所や広い駐車場がある観光の拠点で、多くの観光客が集まります。ただ、横断歩道の近くに歩行者がいてもドライバーが一時停止をしていないことがよく見られるということで、今回この場所が選ばれました。
 
大野署の交通課長は「表示板の設置で歩行者の存在が分かりやすくなったので、ドライバーには、しっかり歩行者の存在を確認して停まってほしい」
  
JAFによりますと、福井県は信号機のない横断歩道での車両の一時停止率が2023年は26.7%で、全国ワースト3位でした。また、県警によると県内の横断歩道上の事故は2023年に58件で、そのうち死亡事故が1件発生しています。
 
改めて、ドライバーが横断歩道を通過する際は、歩行者に気を付ける必要があります。

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