ニュース
県内のニュース
福井アリーナめぐり杉本知事「福井の規模で完全な民設民営はできない」と“後押し”姿勢 「必ず実現する決意で臨む」と意欲
人件費や資材の高騰などを理由に、最長1年間の計画の遅れが表面化した福井アリーナ。19日の県議会で、杉本知事は「アリーナ建設を必ず実現する決意で臨む」と改めて意欲を示しました。
福井市中心部に建設が予定されている福井アリーナは、経済界が105億円の建設費や事業計画について、最長1年をかけて見直すとしています。
県は、アリーナ構想は年間56億円の経済波及効果や交流人口の拡大が期待できるとしています。
19日の県議会予算決算特別委員会では杉本知事が「福井の街の規模でアリーナ建設を完全に民設民営はできない。公設公営ならもっとお金がかかる。民間がやろうとしている事は、しっかり後押し、県も応援していく。必ず実現する決意で臨んで行きたい」としました。
ただ、福井アリーナの建設費、総額105億円が今後、上振れする可能性も指摘されている中、県は「現時点で追加の費用負担は考えていない」との構えで、上振れした場合の具体的な姿勢は示していません。
一緒に読まれている記事
-
北陸新幹線の早期全線開業を求め 福井県知事「沿線自治体の事情を考慮したうえで結論を」 次回の与党整備委は20日に開催
-
南越前町長選挙に福井県議の仲倉典克氏(57)が出馬へ 現職町長は引退の意向【福井】
-
福井アリーナ建設費「現時点で追加の費用負担に応じない」県が方針 経済界の収支計画見直し方針で最長1年の遅れが表面化
-
小浜「蘇洞門めぐり」7割増、南越前「中村家住宅」8割増 北陸デスティネーションCP効果が県内観光地に波及【福井】
-
開業が最長1年遅れの福井アリーナ「計画見直しは地元住民の理解得るのに必要」と杉本知事が整備に前向き姿勢示す【福井】
-
使用済み核燃料の乾式貯蔵「保管期限10年以内」条例案を福井県議会が否決
-
「バス運転士不足」解消へ 県職員から“緊急確保” 福井県が職員の「セカンドキャリア」や「兼業」推進など対策案示す
-
福井県議会「40年超原発は即停止すべき」 杉本知事「すぐ停止は考えていない」 関電の使用済み核燃料搬出計画見直しで意見対立
-
使用済み核燃料の乾式貯蔵“10年以内に県外搬出”定める条例案 福井県議会・越前若狭の会が提出
-
「40年超原発は直ちに停止すべき」厳しい意見続出 関西電力とエネ庁が使用済み核燃料“搬出計画の遅れ”説明 福井県議会
- 広告