福井県内の建設工事現場を調査　約半数で労働安全衛生法違反｜ニュース｜福井テレビ

2023年から建設業での労働災害が増加していること受け、福井労働局が県内の建設工事現場を調査したところ、約半数で法令違反があったことが分かりました。
　
建設業の労働災害防止を目的に、福井労働局は2024年9月から10月にかけ、県内の建設工事現場114カ所を調査しました。
　
このうち約半数にあたる53カ所で、墜落防止の手すりが設置されていなかったり、作業の開始前に足場の点検を行っていなかったりといった労働安全衛生法の違反が認められたということです。
　
なお、2024年に入り10月末までに県内の建設作業中の事故で4日以上休業したのは、前年の同時期に比べ8人多く94人で、うち2人が死亡しています。