ニュース
県内のニュース
28年ぶり「果樹カメムシ類」注意報発令 収穫期のナシに落下や奇形の被害を懸念【福井】
2024.08.16 11:45
果樹に被害をもたらすカメムシ類が例年より多く発生していることを受け、福井県は6日、28年ぶりに予防や駆除の徹底を呼びかける注意報を発表しました。
注意報が出されたのはナシやカキなどの果実を刺して汁を吸い、果実の落下や奇形などの被害を与える「果樹カメムシ類」です。県農業試験場によりますと、4月から8月初旬にかけて捕獲した数は、例年の1.1倍から1.3倍となっています。
今後、気温が高い状態が続くと予想されるため、果樹カメムシ類の活動や増殖に好適な気象条件が続くと見られます。
県は農家に対し、圃場周辺を見回り、カメムシを見つけたら薬剤を散布するなど徹底した防除を行うよう呼びかけています。
一緒に読まれている記事
-
福井県内は夜遅くまで大雨への警戒必要~多いところで1時間40ミリの雨
-
敦賀の特産「東浦みかん」例年にない不作 恒例の“園児のミカン狩り”持ち帰り数を制限し実現 【福井】
-
カメムシが多いと大雪!? その“言い伝え”の真相は― 今シーズンの天候予想と合わせて“天気のギモン”を解説
-
四角くて種がない あわら特産「越前柿」甘くて高品質に 福井市中央卸売市場で販売セレモニー 例年並み206トン出荷へ【福井】
-
食べすぎ禁物!あの秋の味覚 5センチ大の胃石ができることも 傾向と対策を医師に聞く【福井発】
-
【自民党総裁選・告示】投票はがき福井県内の党員・党友1万250人に発送 26日までの返送が有効
-
シャリっとみずみずしい「豊水」のシーズン到来 カメムシ被害で収量減も甘みたっぷり あわら市で目ぞろえ会【福井】
-
競争激しいミディトマト栽培 猛暑も冬も…小型ハウスで効率化し「通年出荷」へ 美浜町の農業法人【福井】
-
ナシのシーズン到来 あわら市で「幸水」の出荷始まる 去年より大玉で生育は上々【福井】
- 広告