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89歳父親に暴行 鑑定留置の59歳男を傷害容疑で起訴 父親は翌日死亡 福井地検が責任能力認める
勝山市の自宅で50代の男が父親に暴行してけがを負わせ、その後父親が死亡した事件で、福井地検は31日、この50代の男を起訴しました。
傷害の罪で起訴されたのは勝山市鹿谷町矢戸口の前川健司被告(59)です。
福井地検によりますと、前川被告は2024年7月、同居する89歳の父親・寛人さん
(寛に点)を殴ったり蹴ったりして腰の骨を折る大けがを負わせたとされています。
父親は事件の翌日に死亡が確認されました。
前川被告に対しては事件後の約2カ月間、精神状態などを鑑定し責任能力があるかを調べる「鑑定留置」が行われていましたが、起訴により、地検が前川被告の責任能力を認めたことになります。
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