番組情報
2018年12月07日(金)放送
460年以上つづく伝統の技「今庄つるし柿」を桑原隊長が徹底調査。地元ならではの食べ方も教えてもらっちゃいました。
ロケ地:南越前町
今回のテーマはブラックダイヤモンドとも呼ばれている「今庄つるし柿」。
まずは、「つるし柿」とは?を学ぶために、今庄宿を歩いてみる桑原隊長。
今回、番組が用意した助っ人、南越前町の「地域おこし協力隊」中谷さんと合流して、つるし柿の加工体験ツアーへ向かいました。実は、中谷さん、京都出身なのですが、今庄宿の魅力に取りつかれ3年前に南越前町に移住し、南越前町の地域を体感できる様々なプログラムを主催している方なんです。
そうこうしていると、一行は、「つるし柿」の製造現場へ。
桑原隊長と同様に、「つるし柿」の魅力を体験するために訪れていた方たちと一緒に「つるし柿」作りを体験させていただきました。
まずは、つるし柿の元となる柿の収穫作業から。つるし柿に使われているのは、「長良柿」という「渋柿」なんですが、そうとも知らず、そのまま食べてしまう桑原隊長。あまりに苦さにビックリしちゃいました。
続いて体験したのは、柿の「皮むき」。専用の棒を使って、縦に皮をむいていくのですが、なかなか上手くできない桑原隊長。伝統の技の難しさを身をもって感じました。
続いて体験したのは、「つるし柿」の最も重要なポイントとなる「燻す」作業。全国的にも「干し柿」を作る工程で、燻しているのは、今庄だけなんだそう。
冬の間、天気に恵まれない今庄ならではの知恵として受け継がれてきた製法なんだそうです。
燻す作業が終わった「柿」は、一つ一つ手で揉んで、中の種を外していきます。
あとは、燻す際についた灰をお湯で落として自然乾燥すれば完成。1つの「つるし柿」を作るのにおよそ10もの工程があり、手間暇をかけて作られている大変さを実感しました。
再び、今庄宿をブラブラする桑原隊長。偶然にも、「つるし柿」を作っている民家を発見。
「つるし柿組合」の会長さんがいらっしゃいました。お話を聞いてみると、なんと、地元ならではの食べ方があるということで、見せていただくことに。
出てきたのは、「つるし柿」を一度ほぐし、種を抜き、柚子の皮を混ぜたもの。一口食べてみると、その美味しさにビックリ!「つるし柿」の奥深さを学ぶことが出来ました。
そして、次回はいよいよ、県外編。
「柿」と「牡蠣」の繋がりだけで向かったのは、広島県。
一体、どんな出会いが待っているのでしょうか?
◎地域まるっと体感宿「玉村屋」
TEL/0778-47-8013(南越前町観光まちづくり課:中谷さん)
◎今庄つるし柿の郷 株式会社杉休
TEL/0778-45-0239
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