伝統工芸「若狭塗箸(2)」|福井テレビ

番組情報

日本全国 福むすび

伝統工芸「若狭塗箸(2)」

2020年01月24日(金)放送

伝統工芸「若狭塗箸(2)」

前回、小浜の食文化館で江戸時代から続く伝統工芸品「若狭塗箸」について学んだ隊長。食文化館で紹介してもらった職人・加福宗徳さんに弟子入りを志願、引き受けていただきました。

 

加福さんは、代々続く若狭塗専門店・加福漆器店4代目で若狭塗の伝統工芸士。若狭塗の最大の特徴は、卵の殻や貝殻を使っていること。それらで模様をつくり、その上に漆を塗り重ねて研いでいきます。

 

22歳の時にこの道に進み、技術を身に付けていった加福さん。箸だけでなく、若狭塗を使ったボールペンやスマホケースなど日常で使えるものを作り上げました。新しい物に挑戦することを後押ししてくれたのは、師匠でもある父・清太郎さん。「自由にやれ」と言ってくれたそうです。
加福さんの話を聞きながら、若狭塗の模様づけに挑戦した隊長。続いては研ぎ出しを体験。繊細ながら、体力を使う仕事だと実感した隊長でした。

 

いよいよ県外へPRしにいくということで、向かったのは石川県加賀市大聖寺。
なぜこの町にきたのか?・・・そのヒントを探るべく隊長は、町の案内をしていただく藤岡さんと待ち合わせすることに。実は藤岡さん、福井の方なんです。10年ほど加賀市に住んでいたことが縁で、現在は観光ガイドを引き受けています。

藤岡さんが隊長をもてなすために案内した寺で、「大家森」という大きな茶碗に点られたお茶をみんなで飲む儀式を行いました。

おいしいお茶をいただいたところで、福井から持ってきた「谷田部ねぎ」と「若狭塗箸」を町中で広めることに。
「谷田部ねぎと福むすびしたい」と考えていた隊長は、地元の方から「加賀市はカモ(鴨)が有名」という情報をゲット!

 

次週、加賀市で鴨探し!? 伝統が生んだ鴨料理とコラボ!?

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