小浜の伝統シリーズ「加賀市で福むすび」編|福井テレビ

番組情報

日本全国 福むすび

小浜の伝統シリーズ「加賀市で福むすび」編

2020年01月31日(金)放送

小浜の伝統シリーズ「加賀市で福むすび」編

これまで小浜の伝統野菜「谷田部ねぎ」を味わい、伝統工芸品「若狭塗箸」作りに挑み、その2つを広めるため加賀市へと向かった隊長。地元の方から「加賀市はカモ(鴨)が有名」という情報を聞きつけ、「ネギと鴨のコラボ」を実現するため、山奥にある鴨池観察館へと向かいました。
ここは、隣接する片野鴨池に生息するカモを観察することができる場所。この片野鴨池、実は田んぼなんですが、冬の期間だけ水を張り、水鳥の生息地として活用しています。

 

 

冬の時期になると、「坂網猟(さかあみりょう)」と呼ばれるカモ猟が始まると知った隊長。猟師さんに詳しい話を聞きたいということで、向かったのはなぜか料亭・・・?鴨料理を提供している「料亭・山ぎし」の料理長の山岸さん。実はこの道8年の坂網猟師でもあるんです。さらに今回は猟師仲間の稲手さんにも来ていただきました。

 

坂網猟は300年前から続く加賀の伝統猟。とある男性が海釣りからの帰りに、
持っていた網の中に飛んできたカモが偶然入り込んだことから始まったといわれています。最近では高齢化が進み、猟師の人数も減ってきているとのこと。稲手さんはこの歴史を途絶えさせてはいけないと、猟師になったそうです。
そしていよいよ谷田部ねぎと鴨のコラボ!料理長の山岸さんも納得の味で無事福むすびされたのでした。

 

 

最後に、谷田部ねぎを作っているみなさんと若狭塗箸の職人さんに恩返しがしたいということで、鴨を持ち帰った隊長。小浜にあるキッチンブーの店長・高野さんにご協力いただき特製鴨鍋を作っていただきました。
みなさんに喜んでもらい、成功の福むすびでした!

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