番組情報
2020年07月11日(土)放送
福ギフト~福井の涼グッズ(2)~
県外でお世話になった方へ福井の涼グッズを贈る企画第2弾!
今回は福井伝統工芸アイドル「さくらいと」に案内されて越前市の栁瀬良三製紙所へ。入口には涼し気なデザインのうちわが並んでいました。
まずは3代目栁瀬京子さんにお話しを聞くことに。
ここでは美術小間紙と言われる和紙を漉いていて、主に関西や九州の老舗和菓子屋さんのパッケージになる和紙を漉いています。早速工場内に案内されると、紙を漉いているのはすべて女性。というのも越前和紙はそもそも農閑期の作業として男性が山に行って和紙の原料を採り、女性が紙を漉くという文化。その名残があるのだそうです。
この日は、越前和紙の「透かし」という技術を使って和菓子の包み紙を漉いていました。この和紙は薄模様紙といわれ、これをデザインしたものがうちわに使われているそうです。
実は、栁瀬さんの和紙を使いうちわを作っているのは香川県丸亀市のうちわ職人。丸亀市は国内シェアが約9割といわれるうちわ産地です。その香川県の伝統工芸「丸亀うちわ」と福井県の伝統工芸「越前和紙」が結ばれた福むすびなうちわだったのです。
そこでこのうちわを作る職人・森有美さんとテレビ電話をすることに。
うちわに貼る和紙を探していた森さんがインスタグラムで栁瀬さんの和紙に一目ぼれしたのだとのこと。今シーズンから二人の女性職人がコラボした美しいうちわの販売がスタートしました。
ここで隊長が「自分たちで漉いた和紙をうちわにしてもらえないか」と森さんにお願い。喜んで引き受けてくれた森さん。そこでうちわになる和紙をかけて、さくらいとと紙漉き対決をすることに!
まずは栁瀨さんにお手本を見せてもらい、先攻はさくらいとMAIちゃん。難なく紙を漉き、きれいなうずまき模様の落水紙を完成!後攻、桑原隊長は苦戦しながらも完成させました。
一体どちらが香川に送るうちわの和紙となるのか?京子さんの判定は?
紙を触りながら迷い、京子さんが選んだのは…なんと隊長の和紙。とはいえ、今回は甲乙つけがたいという事で両方の和紙を香川県に送ることに!
うちわが出来上がるのは1週間後です。
今回、隊長メシもご紹介。熱い夏にピッタリ!越前市で創業121年の老舗和菓子屋さんのカンナで削るかき氷。きな粉を蜜でといて金時を入れた「田舎金時」をいただきました。
隊長はザクザク食感ときな粉の風味がたまらないと感動。創業当時から変わらない味を堪能したのでした。
うちわが出来上がったという知らせを受けて再び栁瀬良三製紙所へ向かった隊長。
完成したうちわをみて大興奮。「福」の文字や恐竜の切り絵が貼られた素敵なうちわとなっていました。再び香川のうちわ職人、森さんとテレビ電話をつなぎ感謝を伝えた隊長でした。
いつか直接会いに行くことを約束し今回、福ギフトNo.002伝統工芸が結ばれた越前和紙のうちわをゲットしたのでした。
過去の放送
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