福井の涼スポットを巡る涼むすび~嶺南編~|福井テレビ

番組情報

日本全国 福むすび

福井の涼スポットを巡る涼むすび~嶺南編~

2021年07月24日(土)放送

福井の涼スポットを巡る涼むすび~嶺南編~

福井県内の涼スポットを巡るシリーズ「涼むすび」。今回は嶺南編。

桑原隊長がやってきたのは、敦賀市山地区にある黒河渓谷。ブナ林が広がる一帯は「緑のダム」とも呼ばれています。涼感たっぷりのこの黒河渓谷から嶺南編スタートです!

 

 


続いてやってきたのは敦賀市の刀根。こちらの涼スポットは…明治14年に完成した「小刀根トンネル」。蒸気機関車「D51」などが走った鉄道トンネルで、当時の姿を保ったまま現存している日本で一番古い鉄道トンネルといわれています。中へ入ると、風が通り抜けて涼しさを味わえます。さらに、天井を見ると黒いすすが…。かつて走った蒸気機関車の黒煙のすすの跡が残っているんです。蒸気機関車が走る姿が目に浮かぶようなこの小刀根トンネル。涼感と共に鉄道ロマンも味わえましたよ。

 

 

続いては小浜市にある「若狭フィッシャーマンズ・ワーフ」にやってきました。遊覧船にのって、「蘇洞門めぐり」を楽しみます。蘇洞門とは、約6㎞にわたって続く若狭の景勝地。おしよせる波の力で作られた断崖美や奇岩は、まさに海の芸術品…。亀が2匹おおい重なったように見える「夫婦亀岩」やまるで門のように見える「大門・小門」など、最高の景色を楽しんだのでした。

 

 

 

続いてやってきたのは若狭町。福井県年縞博物館の中にある「cafe縞」で涼スイーツを味わいます。それが「いがまんじゅう抹茶しるこ」。いがまんじゅうとは、約200年前から作られている若狭町三方地区の名物。このいがまんじゅうを抹茶味のかき氷にのせたものが「いがまんじゅう抹茶しるこ」です。その味は…いがまんじゅうの上品な味と抹茶味のかき氷が見事にマッチするうまむすび!現在、若狭町の2軒のお菓子屋さんでのみ作られているいがまんじゅう。このかき氷を考えた「Cafe縞」の藤本さんは、かき氷とあわせることで、若狭町に来た方に気軽に地元の味を楽しんでもらい、夏の思い出の一つにしてほしいんですって!

 

「涼むすび」フィナーレの舞台は美浜町!新庄地区の山奥にある涼スポットは、屏風ヶ滝。新庄地区に住む松下さんに案内してもらいながら、山を登ることおよそ40分…。そこに現れたのは、屏風を立てたように見える切り立った岩壁を流れ落ちる神秘的な滝。岩壁には不動明王の絵が彫られていました。松下さん曰く、屏風ヶ滝は、日露戦争で亡くなった兵士たちの慰霊のために開発された滝。地元の人たちの思いがこめられたものなんですって。その流れに、どこか優しい雰囲気も感じた桑原隊長。すてきな涼を満喫したのでした。

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