番組情報
2021年08月21日(土)放送
半径3kmの福むすびツアー 福井市西部編 完結
大安禅寺を中心に本郷・深谷・宮ノ下の半径3kmエリアで活動する「ナナセカイ」をめぐるツアーを楽しむ隊長。今回の福むすびは、早朝5時、寝ている隊長をドッキリで起こすところからスタートしました。
朝早くスタッフに起こされ、寝ぼけ眼のまま向かった先は、ナナセカイの発起人・髙橋玄峰さんがいる大安禅寺。ここは臨済宗(禅宗)のお寺ということで、早朝の座禅体験というナナセカイのおもてなしを受けることになりました。
座禅は、「心」「呼吸」「体」の3つを整え、その柱となるのが「呼吸」。呼吸を整えるためには、体のゆがみがあってはいけないということで、座り方のレクチャーを受け、いよいよ座禅スタートです。静寂の中、普段当たり前にしている呼吸を実感しながら座り、自分だけの贅沢な時間を過ごしました…。
座禅で心身ともに整えたあと、「お茶を飲みながら和合の時間を過ごしましょう」と提案を受けた隊長。この時間は「茶礼(されい)」と言われ、座禅の後にお茶を飲みながら、心を和ます時間なんですって。今回は、キサキカフェの清水さんが、伊藤酒造の酒粕を使用した、ティラミスを作ってくれたということで、お抹茶とともにいただきました。「酒粕の香りとティラミスが福むすばれている!」と隊長も大絶賛。座禅後の楽しいひと時を過ごしました。
その後、髙橋さんから「器を作らない焼き物屋」こと廣部硬器を紹介され、向かうことになった隊長。会社の前には、大きな家紋や施設の看板、そして警察の紋章などがずらり…。出迎えてくれた、磯部えりなさんにお話しを聞くと、「建物につけるマークを粘土でつくっている焼き物屋」なんですって!そして、警察の紋章を「粘土」で作っている会社は廣部硬器のみだそうで、全国シェア7割を誇るそうです(残り3割は金属など)。ということで、警察の紋章を作っている工程を見学させてもらいました。
石膏の型に粘土を流し込む「鋳込み」という作業を終え、乾いた製品は丁寧に研磨作業を行います。そして、釉薬をかけ窯で焼くこと3日間。表面はツヤツヤとしたガラスに覆われた状態に。ここで完成かと思いきや、このあとさらに金のコーティングを施し、再度窯に入れ、金を焼き込みようやく完成…。何年たっても同じ輝きを放ち、雨風にぬれても丈夫であるためのこだわりが、この工程の多さに表れているんですって。
そして、福むすびツアーもいよいよ終盤!旅のお土産が欲しい…と相談すると、「廣部硬器のタイルを使った風鈴づくり」ができるということで、体験させてもらうことに!今回隊長が挑戦するのは、風鈴の真ん中「舌(ぜつ)」という部分。この部分が、警察紋章と同じ粘土を使用して作られた廣部硬器のタイルなんですって。隊長が選んだタイルの形は「栗」。選んだ理由は親近感がわいたからということですが…色塗りを終えたタイルを見た磯部さんは「かわいい!」と大絶賛!!隊長の似顔絵が描かれた素敵な風鈴ができあがりました。
素敵なお土産づくり体験を終え満足しているところ、外から「隊長~!」と呼ぶ声が。なんと、ナナセカイのみなさんが勢ぞろいしていました。最後はみなさんにお見送りされ、隊長の福井市西部の旅はゴール。
半径3kmのナナセカイエリア。魅力と希望がたくさん詰まった、素敵な地域でした。
過去の放送
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