福むすびツアー ~東郷地区編③~|福井テレビ

番組情報

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福むすびツアー ~東郷地区編③~

2022年07月23日(土)放送

福むすびツアー ~東郷地区編③~

福井には、まだまだ知られていない魅力的な場所があるはず。そんな福井を改めて旅して、その素晴らしさを再発見するのが「福むすびツアー」!今回の舞台は福井市東郷地区!

農家民宿「杵と臼」の代表、岩佐さんの薦めで、「杵と臼」名物の餅つき体験をさせてもらえることになった桑原隊長。東郷で出会った仲間も合流し、一緒に餅つきを楽しみました。つきたてのお餅は4種類の味がつけられ、どれもおいしそう!おろし餅、あべかわ餅、のり巻き餅、お雑煮と、つきたてはどれも柔らかくて、とっても「うまむすび」でした!

 

続いて、岩佐さんの紹介で向かったのは、「大森神社跡の鳥居」。田んぼの真ん中にポツンと建つ鳥居が、なんとも不思議。古くからある鳥居で、なぜこの場所にあるのか、地元の人にとっても謎となっている鳥居なんです。周囲に建物がないので、面白い写真が撮れるスポットとして人気で、隊長も映える写真撮影に夢中になるのでした。

 

その後向かったのは、「青木蘭麝堂」。健康酒「蘭麝酒(らんじゃしゅ)」を作っている造り酒屋です。蘭麝酒は、もともと朝倉家で秘蔵の薬酒として飲まれてきたもので、朝倉家滅亡後、青木家に伝わってからも門外不出の家伝酒として大切に守られてきました。味が気になる隊長は、奥の座敷で飲ませてもらえることに。通された部屋は第12代福井藩主が鷹狩りの休憩のために立ち寄ったと伝えられる立派な場所。そこから見える庭も素晴らしく、実は福井市の指定文化財になっているんです。蘭麝酒は甘みが強く、鼻に抜ける生薬の香りが健康酒ならでは。お酒に弱い人は、炭酸水や牛乳で割って飲むのもおすすめということで、それぞれ味見させてもらいました。

 

 

お昼時になり、東郷駅周辺へと戻ってきた桑原隊長。「毘沙門寿司」を訪ねます。米農家をしながら寿司屋をしている店主。こだわりが詰まったメニューがたくさんあって、中でもおすすめは、「肉厚バッテラ風鯖寿司」。浅く締めた肉厚の鯖がのった鯖寿司は、とろけるような柔らかさ!そのおいしさに、隊長は大きくため息をつきます。さらに、店内ののぼりに大きく書かれた「まかない焼き鯖寿司」が気になる隊長は追加注文!キュウリやたまご、天かすも入った新しい鯖寿司は、いろいろな食感が楽しめると上機嫌な隊長なのでした。

 

 

そろそろ旅の終わり。最後に向かったのは、子ども達と東郷の住民でつくる駄菓子屋さん「とうごうっこのだがしや」。スーパーもコンビニもない東郷で、子ども達が買い物する場所を作って、社会勉強ができるようにしたいと始めたんですって。隊長は、子どもの店員さんにおすすめを聞きながら、次々に駄菓子を買い物かごへ入れていきます。そしてレジへと進むと、驚く光景が!なんとレジ打ちをしているのも子ども達!しっかりした子どもの店員さんの姿に、東郷の未来に期待する隊長でした。

新たな発見も多かった東郷。自然を楽しみ、美味しいグルメを堪能し、そして東郷を盛り上げようとする人たちと出会い、大満足の福むすびツアーとなりました。

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