番組情報
2023年06月24日(土)放送
福逸品探し ~あわら市編~
今回はあわら市で桑原隊長が福逸品を見つけ、その生産者の思いに迫ります。
福逸品を探そうと隊長が向かったのは「道の駅 蓮如の里あわら」ここは、4月にオープンしたばかりの新しい施設です。迎えてくれたのは駅長の大俵さん。大俵さんによるとこの道の駅では福井の商品はもちろん、加賀の商品も取り扱っているんだとか。福井と石川の県境にあるという特徴を活かしているんですね。
店内を廻ってみると、隊長が気になる商品を発見。それはトマトジュース。瓶1本のお値段がなんと2970円!さらに名前が「クレイジートマト」!このジュースの魅力を知りたい!と強く感じた隊長でした。
さらに見て歩くと、越前オリベという名のコーヒーカップを発見。このカップ、持ちあげてみるとビックリするほど軽いんです。ということで、この軽さの秘密に迫ることにしました。
歩き回っておなかが減った隊長は、道の駅でオムライスをいただくことにしました。実はこのオムライス、焼き卵の表面に鬼のお面が書かれているんです。
これは、あわら市に伝わる「嫁脅しの面」の逸話にちなみ書いているのだとか。見た目は怖いが、しっかりとした味が楽しめました。
金津創作の森に向かった隊長。ここには越前オリベの作者・大森正人さんの工房があります。突然訪ねた隊長を大森さんは優しく迎えてくれました。話によると、越前オリベとは、岐阜県で作られている織部焼を大森さん風にアレンジしたもの。
緑や黒が基本の織部に対し、大森さんのオリベは赤や青、黄色などを使っているんだですって。そしてその軽さの秘密についても教えてくれました。元々薄く作る磁器を作っていた経験を活かし、越前焼に取り入れたのだとか。ちなみに、ぐい飲み一つの重さは約27グラムでした。
続いて向かったのは「クレイジートマト」ジュースの販売元であるあわら市の「農+(プラス)」。こちらの代表の岡田さんに話を聞くと、ジュースの考案と販売は岡田さんだが、材料のトマトを作っているのは三国の友人だとか。ということで早速三国へ。砂地にあるビニールハウスに着くとそこで待っていたのはインドネシア生まれのアグスさんでした。中学の時に日本へやってきたというアグスさんは、日本の会社で働くうちに農業への興味が湧き福井の園芸カレッジに入学し農業を勉強。そこで岡田さんと知り合ったのだそうです。
アグスさんが福井へ来て一番驚いたこと。それが「越のルビー」のおいしさでした。
そのおいしさを伝えたい!と考え作ったのが、この「クレイジートマト」のジュースなんですって。
アグスさんによると越のルビーが一番おいしいのは早朝なんだとか。そこで、毎朝3時頃に起きて収穫しているそう。さらに栽培方法にもこだわっているため、周りの人からは「クレイジーだ!」と言われたことがあるそうです。そう、これが「クレイジートマト」の名前の由来なんですって。でも穫れたてのおいしい越のルビーは、輸送中に味が劣化してしまうのだとか。そこで、岡田さんと考えたのがジュースにして出荷する方法だったんですって。
こだわりのトマトジュース。飲んだ隊長は、これまでに経験したことのない美味しさに、大喜びでした。
■道の駅 蓮如の里あわら
あわら市吉崎1丁目801番地
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