番組情報
2024年06月01日(土)放送
福逸品さがし~越前焼編~
福井のイイものを探す企画「福逸品探し」がスタート!今回のテーマは、北陸新幹線延伸で注目が高まる「福井の伝統的工芸品」!第1弾は「越前焼」で探していきます。
まずは情報集め…ということで「越前焼の館」へ。スタッフの齊藤さんに案内してもらいます。越前焼は日本六古窯のひとつで約850年前に生産が始まったといわれます。鉄分を多く含む土からできる越前焼は、表面が赤黒・赤褐色の素朴な焼き上がりで、硬く丈夫なことが特徴です。現在はたくさんの作家さんがいて、白や緑色のものや柄が描かれたものなど様々。そんな数ある作品の中、越前焼の硬さを生かした注目すべき作品が「薄づくり」なんです。齊藤さんが案内してくれたのは、飲み口が1mm以下の「薄づくりの盃」。持ってみるとその軽さ、薄さにビックリ! 紙のように薄い盃に驚きが止まらない隊長なのでした。
どうやって作られているのか、見せてもらおうとやってきたのは、「竜仙窯」の岩間さんの工房。岩間さんの作品の中には、なにやら色鮮やかな器が!実は越前漆器とのコラボで、越前焼に漆塗りの技術で色付けをしているんです。様々な伝統的工芸品の産地が近くにある福井県。他県にはない特徴をPRしたいとこの商品を作ったんですって。すてきなコラボ商品に感動する隊長ですが、やっぱり薄づくりの技を見たい!目の前で作られていく薄づくりの盃は、今にも“ぐにゃり”となってしまいそう…。でも、土を練る段階で硬く仕上げているので、形が保てるんですって。越前の土と高いろくろ技術が“薄づくり”を生み出していると知った隊長。薄づくりの盃を“福逸品”に認定したのでした。
続いてやってきたのは「司辻陶房」司辻健司さんの工房。こちらでも薄づくりの盃を作っているのですが、実はその技術を使って別の商品も作っているんですって。紹介されたのは腕時計。実は、時計の周りを装飾しているパーツが越前焼なんです。腕時計のパーツは小さいうえに、正確なサイズが求められるため、かなり難しいんですって。作業を見せてもらいましたが、ひとつ目は失敗…。焼き上がりまでの成功率はおよそ10%だそう。桑原隊長もチャレンジさせてもらいましたが、もちろん大失敗!改めて作家さんの技術に感心し、越前焼の腕時計「匠の刻(TAKUMI-NO-TOKI)」を福逸品に認定した隊長なのでした。
【施設名】越前焼工業協同組合(越前焼の館)
【連絡先】0778-32-2199
【定休日】年末年始のみ休業
【営業時間】平日10:00~16:00/土日祝9:00~17:00
【住所】越前町小曽原5-33
【WEB】https://www.echizenyaki.com/
【Instagram】https://www.instagram.com/echizenyaki/
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