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交通死亡事故の半数は65歳以上の高齢者 相次ぐ事故を防ごうと福井自動車学校で高齢者向け交通安全教室

2024.06.13 18:45

高齢者が関係する事故が後を絶たない中、お年寄りに交通安全の意識を高めてもらい事故を防ごうと、福井市で交通安全教室が開かれました。
   
交通安全教室は、福井自動車学校と福井署が合同で開き、福井市内の高齢者14人が参加しました。13日は、新たに導入された軽自動車の教習車を使って、指導員が見通しの悪い交差点や横断歩道を通過する際の運転方法などを指導しました。
  
教室では、まず警察の担当者から「県内では高齢者の交通事故が多くなっている。少しでも安全運転できるように気を付けて運転していただきたいと思います」との挨拶がありました。
  
警察によりますと、2023年に県内で発生した交通死亡事故20件のうち、半数の10件が65歳以上の高齢者が運転していた車によるもので、2024年に入り、高齢者が運転する車による事故は84件発生していて、そのうち3人が亡くなっています。
 
参加者は「自分ではあまり思っていなくても細かいことに気を払わないといけないと感じた。陰から人が出てくるとき、横断歩道など必ず止まるなどがおろそかになっていた」「普段の生活でも車は必需品。基本に戻って運転に注意したい」などと話していました。
 
安全教室では、事故を未然に防止する自動ブレーキ機能や、ペダル踏み間違えた時に加速を抑制する装置を搭載した「サポートカー」の乗車体験も行われました。

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