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「敦賀空襲」から79年 225人の犠牲者を追悼し法要 戦没者の孫らが平和へ誓い【福井】
2024.07.12 18:45
79年前の7月12日は、日本海側の都市として初めて敦賀市が空襲の被害にあった「敦賀空襲」の日です。この日に合わせて市内の寺では、空襲や戦争の犠牲者らを追悼する法要が営まれました。
太平洋戦争末期の1945年、7月12日の焼夷弾投下、30日の空襲、そして8月8日には原爆と同じ形や重さの爆弾「模擬原爆」投下と続いた敦賀空襲では、合わせて225人が亡くなったという記録が残ります。
敦賀市では12日、午前10時に敦賀空襲の日を告げるサイレンが鳴り響きました。これに合わせて市内の本勝寺では、戦没者の孫やひ孫らでつくる「敦賀市遺族次世代の会」のメンバーも参列し、法要が営まれました。参列者たちは、犠牲者の名が刻まれた慰霊碑に向かって手を合わせ、犠牲者を供養していました。
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