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【福井豪雨20年】死者4人、行方不明1人の未曾有災害 村田気象予報士が当時の気象を解説

2024.07.18 18:45

ちょうど20年前の2004年7月18日に起きた福井豪雨で、嶺北では未明から雨脚が強まり、旧美山町では1時間に96ミリという猛烈な雨を記録しました。足羽川など9カ所で堤防が決壊し、福井市や鯖江市、池田町などで多くの水害が発生しました。
 
この福井豪雨による死者は4人、行方不明者は1人。県内を襲った歴史的な未曾有の災害となりました。当時の気象状況について、村田気象予報士が解説します。
 
【村田気象予報士の解説】
20年前の7月18日の天気図とレーダーを見ると、前日の夜に 能登半島に停滞していた梅雨前線が ゆっくりと南下し停滞しているのが分かります。
 
湿った空気が流れ込み、足羽川流域に活発な雨雲が発生。ちょうど足羽川に沿うようにライン状に発達しました。
 
特に激しく降ったのは、明け方から昼過ぎにかけてです。福井市内で1日に200ミリ近くの大雨になったので、予想をはるかに上回る雨量でした。これだけの雨量を、前日には予測できていませんでした。

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