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1500人以上の犠牲者「福井空襲」から79年 殉職した電話交換手23人を追悼 福井市

2024.07.19 11:55

79年前の7月19日、1500人以上が犠牲者となった福井空襲がありました。福井市内では、犠牲者を慰霊供養が営まれました。
          
1945年(昭和20年)7月19日夜、アメリカ軍の爆撃機から福井市中心部に焼夷弾が投下され、1500人以上の命が奪われました。犠牲者の中には、業務中だった電話交換手23人もいました。
  
19日は、NTT西日本福井支店「大手ビル」の横にある慰霊観音像前で、毎年恒例の供養が行われ、遺族やNTT西日本の職員ら合わせて約30人が犠牲者を追悼しました。
  
毎年、空襲を生きのびた同僚が参列してきましたが、今年は1人だけの出席になりました。

遺族らは「苦しんで亡くなられたと思うので、安らかに眠ってほしい」「毎年お参りするのは絶対忘れてはいけない。」「(国は)戦争では国民は幸せにならないということを肝に銘じてほしい」などと話していました。

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