ニュース
県内のニュース
![](/common/fins_img/20240805-00000004-ftb-7-00-thumb.jpg)
“新基準に不適合”の敦賀2号機 日本原電「追加調査とデータ拡充進め再申請を目指す」 福井県に方針説明
活断層をめぐる問題で原子力規制委員会が再稼働を認めない方針を決めた敦賀原発2号機について、事業者の日本原子力発電の幹部が5日に県庁を訪れ、廃炉の可能性を否定した上で、再稼働に向けて追加調査を行い、再申請を目指す考えを伝えました。
8月2日に開かれた原子力規制委員会の会合では、敦賀2号機の原子炉真下に活断層がある可能性を否定できないとして、再稼働を認めない方針を決定しました。
5日は日本原電の坂井毅志敦賀事業本部長が、福井県防災安全部の坂本裕一郎部長に今後の対応について説明しました。
日本原電・坂井毅志敦賀事業本部長:
「K断層の活動性、連続性を否定できる論理の再構築を行うことの必要性を強く認識している。追加調査とデータの拡充を図り、今後の対応を検討していく」
日本原電は外部の専門家を交えたチームを作って追加調査の計画案をまとめ、改めて県に説明するとしました。
県の坂本部長は「対応を十分に検討し、地元に丁寧に説明してほしい」などと要望しました。
一緒に読まれている記事
-
【速報】福井県敦賀市の海岸で60代の男性がイルカに触る かまれて50針以上縫うけが 今シーズン4人目
-
「日本原電敦賀原発2号機の再稼働を認めない」国の原子力規制委員会が最終判断
-
敦賀原発2号機 原子力規制委が「新基準に不適合」を事実上了承 日本原電社長との面談後に最終判断
-
「活断層の可能性否定できない」敦賀2号機の再稼働 事実上認めない判断 原子力規制庁審査会合
-
【速報】日本原電敦賀原発2号機 再稼働を事実上認めず 原子力規制庁審査会合で初判断
-
38歳の消防士長をストーカー容疑で逮捕 40歳知人女性の車にGPS設置 6月には住居侵入で逮捕 福井
-
全国の交通事故犠牲者のパネル並ぶ 敦賀で「生命のメッセージ展」の常設始まる
-
美浜、大飯原発にも「乾式貯蔵」 美浜100トン、大飯250トンを保管 関西電力が規制委に設置許可申請
-
高浜原発3、4号機の40年超運転 福井県が近く了承へ 県議会最大会派が知事に判断を一任
-
ハピラインふくい 夏休み期間に臨時列車運行へ 帰宅ラッシュ時間帯の車両増結は7月も実施
- 広告