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高齢ドライバーの運転をデータ診断 自分の癖や注意ポイントを「自動評価システム」でチェック 最寄りの警察署で利用可能【福井】
2024.08.06 18:45
高齢ドライバーを対象に、運転中の行動を自動で評価できる装置を用いた交通安全診断が6日、永平寺町内の一般道路で行われました。
この交通安全診断は、高齢ドライバーに自身の運転を見直して安全運転に努めてもらおうと福井警察署が企画し、永平寺町に住む65歳以上の高齢者6人が参加しました。
診断では、車中、参加者の頭、足の合わせて3カ所にセンサーを取り付け、決められたコースを運転し、ドライバーの目線や足の動き、車が走ったルートなどのデータから、運転中の行動の評価結果が示されました。
参加者は、踏み切りや一時停止でしっかりと停まれているか、交差点では周囲を確認して曲がれているかなど、特に重要なポイントについて警察官から指摘を受けました。
参加した80歳の男性は「こういうのは初めてだったけど、自分では気付いていないことが正直に出てくるので、自分の欠点が分かるので良いと思う」などと話していました。
担当者は「自分の癖や注意するべきポイントが分かったと思うので、これを生かして今後の安全な運転につなげてほしい」と話していました。
この自動評価システムを用いた交通安全診断は、最寄りの警察署で受け付けていて、予約すれば誰でも無料で利用できます。
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