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旧盆を前に花ハスの出荷始まる 突然変異でピンク色に!八重咲きの「誠蓮」を関西方面に5万本出荷【福井・南越前町】
2024.08.06 18:45
全国有数の花ハスの産地南越前町では、旧盆を前に花ハスの出荷が始まっています。
南越前町では、6軒の農家が合わせて約11ヘクタール、サッカーコートにすると15面ほどの水田で花ハスを生産していて、この時期、一面に咲き誇っています。
生産されているのはすべて「誠蓮(まことはす)」という品種です。「誠蓮」は花びらが何重にも連なって咲く八重咲きの品種で、もともとは白い花びらでしたが、突然変異で鮮やかなピンク色になったということです。実際に数えてみると、その数は142枚と花びらが多いのが特徴です。
6日は、農家や県内外から募集したアルバイトら約20人がハスを束ねて出荷作業を行いました。
参加したボランティアは「今回で9回目。自然の中で触れ合えるので癒やしがあり、若い人と一緒に作業ができるので合宿感があって楽しい」と話していました。
生産組合では「(花ハスの生産は今年で)50年。毎年お寺から注文があるなど、花ハスを待っている人がいるから頑張って作らなくてはと思う」と意気込んでいて、8月13日までに関西方面へ約5万本の出荷を予定しています。
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