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「妖怪フェス」でヒヤッと涼んで 世界的人気の妖怪絵師・マットマイヤーさん作品展 “福井ローカル妖怪”も
2024.08.14 18:45
お盆ならではの“冷っとする”イベント「妖怪フェス」が福井市のハピリンで開かれています。会場には、福井市在住の世界的な妖怪絵師が描く、妖怪たちのイラストが展示されています。
佐々木拓哉アナウンサー:
「会場は照明も薄暗くなっていて、どこか不気味で少し肌寒さも感じる空間になっています」
会場に並ぶのは、アメリカ出身で福井在住の世界的人気の妖怪絵師・マットマイヤーさんが描いた妖怪のイラスト50点です。お盆の時期で里帰りをする人も多い中、福井独自の“妖怪文化”を知ってもらおうと、まちづくり福井が企画しました。
「福井ローカル妖怪」のコーナーには、越前国にまつわる不思議な話「越前奇談」をもとにしたイラストが展示され、鯖江の百姓の家の床下に現れた妖怪を、恐る恐るのぞく様子が描かれています。
子供たちは「妖怪が怖いしリアルだし、珍しい妖怪がいっぱいいておもしろい」「顔がおもしろい」などと興奮した様子で話していました。また、ある子供の父親は「お化け屋敷みたいなのかなと思ったが、意外とかわいい妖怪がいっぱいいて癒やされた」と話していました。
会場では、専用のアプリを使ってスマートフォンのカメラで見ると、丸く赤いものが現れ、それが赤い妖怪に姿を変えて立ち上がって歩き始めるなど、趣向を凝らした演出もされています。
企画したまちづくり福井の岩井佑允さんは「妖怪というのはどこか怖いもの。妖怪フェスに来て少し涼んでいただければ」と話していました。
この妖怪フェスは18日まで開かれています。
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