盗撮容疑で福井県職員の49歳男を逮捕　路上で女性の後をつけスマホで下半身を撮影　スマホ内に複数の動画｜ニュース｜福井テレビ

19日夕方、福井市内の路上で女性の下半身を盗撮したとして、40代の福井県職員の男が逮捕されました。
　
県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、県建築住宅課の主任で福井市経田1丁目の小林利孝容疑者（49）です。　
　
警察によりますと、小林容疑者は19日午後5時35分頃、福井市内の路上で女性の下半身を盗撮しようと、通行中の女性の後をつけスマートフォンで動画を撮影した疑いが持たれています。目撃者から「盗撮しているような不審な男性がいる」と通報があり、署に任意同行を求めてスマートフォンを調べたところ、動画が見つかった事などから逮捕しました。
　　
小林容疑者は女性とは面識はなく、帰宅途中に犯行に及んだとみられていて、「間違いありません」と容疑を認めています。スマホには他にも同様の犯行が確認できる動画が残されいて、警察が余罪も含めて捜査を進めています。
　
今回、小林容疑者は県の迷惑防止条例違反で逮捕されました。条例の第三条には
「何人も（中略）人を著しく羞恥させ、または人に不安を覚えさせるような方法で次に掲げる行為をしてはいけない」とあり、小林容疑者は第5項の「卑わいな言動をすること」に該当したということです。
　
衣服を着ていて下着などを撮影していないとしても、今回のように相手に不安感や羞恥心を抱かせる行為は条例違反となります。