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「実態はもっとひどい」 男子小学生への性犯罪で逮捕の元スポーツスクール経営者 新たに11人への容疑で追起訴【福井】
2024.08.20 18:20
10代の男子小学生たちにわいせつな行為をし、その様子を撮影したとして不同意性交等などの罪に問われている30代の元スポーツスクール経営者の男について、福井地検は20日、被害児童が新たに11人確認されたとして、追起訴しました。
不同意性交等などの罪に問われているのは、福井市石盛の元スポーツスクール経営者・藤沢勝己被告32歳です。藤沢被告は、これまでに6人の男子小学生への性犯罪について裁判が行われています。
福井地検によりますと、藤沢被告は2017年から2023年にかけて、新たに県内の10代の男子小学生11人に対して、自宅や県内の研修施設などで複数回わいせつな行為をし、その様子をスマートフォンで動画に撮影し保存したということです。
福井地検は20日、この11人への性犯罪について追起訴しました。今回の追起訴で被害にあった児童は合わせて17人となりました。
検察によりますと、警察から送致された分についての処分は今回の追起訴で全てだということですが、捜査関係者は「確実に立件できるものを追起訴していると考えられるため実態はもっとひどいだろう」と話しています。
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