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「学校給食パン」福井市で10月から復活 週1回⇒月1回の提供に変更 パン製造業者は半減のまま
福井市の学校給食のパンが復活します。2024年4月から福井市内の小中学校では定期的なパンの提供がなくなっていましたが、10月からパンの提供が復活することが分かりました。
福井市内の小学校や中学校では、2009年から2024年3月まで、週1回のペースで給食でパンを提供していましたが、4つの業者のうち2つが撤退した影響で、2024年4月から、不定期に変更。その結果、4月以降は福井市内の学校給食でパンは一度も提供されていませんでした。
福井テレビの取材では、福井市は学校給食でパンを提供できる目途がついたため、10月からは福井市内の小中学校で月1回のペースでパンの提供を再開するということです。
すでに学校側には連絡済みで、具体的なスケジュールについては、9月下旬に生徒や児童に配布される献立表を通じて伝えられるということです。
福井市内の小中学校の児童・生徒全員に給食でパンを1回提供するとなると約1万9000個が必要で、これまでは福井市内4業者で1日に6000~7000個パンを製造し、毎日パンの配送を行い、週に1回提供していました。
しかし2023年8月に、2つの業者が福井市の給食のパン製造から撤退することが分かり、福井市は週1回ペースでの提供は難しいと判断し、2024年4月から「不定期提供」に変更しました。
現状も、パンを提供できる業者の数は半分のままですが、福井市としては数を減らしてでも定期的にパンを提供できないか模索し、2つの業者で1日3000個の製造を確保し、提供を月に1回にすることで10月からの再開のめどをつけました。
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