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奥越オリジナル酒米で新酒の仕込み始まる もろみ作りの酒蔵には爽やかで甘い香り 24日には飲食店で提供へ【福井・勝山市】
2024.10.04 18:45
この秋に収穫したばかりのコメを使った新酒の仕込みが、4日から勝山市内の酒蔵で
始まりました。
爽やかで甘い香りが立ち込める酒蔵で、蔵人たちがもろみ作りに精を出し、新酒の仕込みが始まりました。勝山市の一本義久保本店では、コメの収穫を終えるこの時期に毎年仕込みを始めます。
仕込みに使うのは奥越で栽培されたオリジナル品種の酒米「越の雫」です。前年に引き続き猛暑に見舞われため、コメの出来が心配されましたが、農家の努力もあり例年に近い品質に育ったとのことで、「越の雫」らしいみずみずしい味わいが期待されます。
杜氏は「今回使っている『越の雫』は潤いのある『口中感』の酒になるので、例年通りの酒になるように色々と試行錯誤していきたい」と話します。
仕込んだ新酒は24日に出来上がり、「初搾り」の酒としてその日のうちに県内の飲食店で提供されます。
尚、現時点で酒米には「コメ不足」の影響は出ていないということです。
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