【衆院選・世論調査】福井1区は稲田候補が「リード」　福井2区は辻候補が「一歩リード」　20％が「決めていない」　福井テレビ調査で814人から回答｜ニュース｜福井テレビ

衆議院選挙の投開票日が27日に迫り、各候補者の訴えにも一層、熱を帯びています。福井テレビが20日、県内の有権者を対象に世論調査を行った結果、福井1区は自民党の稲田朋美候補がリードし、立憲民主党の波多野翼候補が追う展開となっています。福井2区は立憲民主党の辻英之候補が一歩リードし、無所属の高木毅候補と日本維新の会の斉木武志候補が互角の戦いとなっています。
　　
福井テレビは20日、福井1区と2区の有権者を対象に、無作為で電話調査を実施し合わせて814人から有効な回答を得ました。
　　
まず「投票に行きますか？」または「期日前投票に行きましたか？」との問いに「行く」「行った」と回答した人の割合は約9割に上りました。
　　　
福井市や坂井市、奥越地域を中心とする福井1区には届出順に以下の5人が立候補しています。
▽無所属・新人の西山理恵候補
▽共産党・新人の金元幸枝候補
▽立憲民主党・新人の波多野翼候補
▽自民党・前職の稲田朋美候補
▽参政党・新人の田中こはる候補
　
　どの候補者に「投票するか」または「投票したか」を尋ねたところ、自民党の稲田朋美候補がリードし、立憲民主党の波多野翼候補が追う展開となっています。そして、西山理恵候補、金元幸枝候補、田中こはる候補は厳しい戦いとなっています。
　　
稲田候補は自民党支持者の約80パーセント、公明党支持者の約80パーセント近くを固めています。波多野候補は立憲民主党支持者の約50パーセントを固め、日本維新の会支持者の50パーセント近くを取り込んでいます。
　　
ただ、投票する候補者を「決めていない」人は全体の約2割いて、今後情勢が変わる可能性もありそうです。
　
丹南地域と嶺南にまたがる福井2区には、届け出順に以下の5人が立候補しています。
▽共産党・新人の小柳茂臣候補
▽無所属・元職の山本拓候補
▽日本維新の会・元職の斉木武志候補
▽立憲民主党・新人の辻英之候補（※辻は一点しんにょう）
▽無所属・前職の高木毅候補
　
どの候補者に「投票するか」または「投票したか」を尋ねたところ、立憲民主党の新人・辻英之候補が一歩リードし、無所属で前職の高木毅候補と日本維新の会・元職の
斉木武志候補が互角の戦いとなっています。山本拓候補は激しく追い、小柳茂臣候補は独自の戦いとなっています。
　　
辻候補は立憲民主党支持者の約70パーセント、国民民主党支持者の約40パーセント余りを固めています。無所属の高木候補は、自民党支持者の40パーセント余りを固めています。斉木候補は、日本維新の会支持者の約50パーセントを固めています。
　
2区も、投票する候補者を「決めていない」人は全体の約20パーセントほどいて、今後情勢が変わる可能性があります。
　　
最後に「比例代表でどの政党に投票するか」という質問には、自民党が約35パーセントと最も高く、次いで立憲民主党が約28パーセント、日本維新の会が約7パーセント、公明党が約6パーセントとなっています。
　　
自民党の前職に4人の新人が挑む1区。自民党の候補者が1人もいない異例の2区。混戦となっている今回の衆議院選挙で有権者は誰を選ぶのか。投票日は27日で即日開票されます。