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温泉施設でガス発生 3人が目や喉に痛み訴え救急搬送 掃除用の薬品から脱衣所に充満 越前市「しきぶ温泉湯楽里」【福井】
2024.11.04 17:20
越前市にある温泉施設「しきぶ温泉湯楽里」で4日、浴室の倉庫にあった薬剤から煙が発生し、そのガスをすったとみられる利用客の男性13人が体調不良を訴えました。このうち3人が目や喉に痛みを訴えて病院に搬送されましたが、全員症状は軽いということです。警察は事件性も含めて捜査を進めています。
4日正午すぎ、温泉施設の従業員から「火は見えないが、煙が充満している」と消防に通報がありました。
従業員によりますと、男湯の倉庫にある掃除用の薬品から何らかの原因でガスが発生し、脱衣所まで充満していたということです。
当時、施設には約50人の利用客がいて、男性13人が体調不良を訴え、うち60代から70代の男性3人が、目や喉に痛みを訴えて病院に搬送されましたが、全員症状は軽いということです。当時、現場にいた利用客によると「天井に白い煙が広がっていた」ということです。
施設では、煙を検知した午後0時30分頃に、館内いた客全員を避難させた後、臨時休業としました。現在のところ営業再開のめどは立っていないということです。
警察は、なぜガスが発生したのか、事件性も含めて原因を捜査しています。
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