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愛称は「おそんじゃさん」 地元に親しまれる「総社大神宮」奈良時代739年創建 趣ある古い町並みにも魅力【福井・越前市】

2024.11.14 18:45

福井の魅力を再発見する「小旅」、今回は越前市の中心市街地にある神社「総社大神宮」を紹介します。隣にある通りは、昼だけでなく夜も楽しめるスポットです。

ハピラインふくい武生駅から西にまっすぐ歩くこと約5分、商店街の中心部に見えてくるのが「総社大神宮」です。地元の人からは「おそんじゃさん」と呼ばれ親しまれています。

総社とは、国府の所在地には必ず置かれた神社です。越前国にも奈良時代の739年に
この総社が創建されました。

かつて、国司にとって国内各地の神社を参拝してまわることが大きな仕事の一つでした。すべての神社を参拝する負担を減らすことや、急を要する祈願や祭礼のために、神々を一か所に合わせて祭り建てられたのが総社です。

主祭神の大己貴命は人々の生活の基礎を作った国土の守り神で、商売繁盛や開運招福のほか、縁結びや厄除けなどにご利益があると言われています。

取材した日は天気もよく、七五三参りの親子連れの姿も見られました。

数量限定で、越前市にゆかりのある紫式部をイメージした切り絵の御朱印もおかれています。

また、広い境内にはイチョウやモミジの木があり、まもなく紅葉の見ごろを迎えるということです。

その総社の北側にあるのは「寺町通り」です。道路には石畳の舗装が施されていて、
国分寺や栄久寺などいくつもの寺院が並びます。

日が暮れると、通りに並べられた石灯篭からこぼれるやさしい光や、つり灯篭の灯りが石畳や寺院の塀を照らし、古い町並みのたたずまいを醸し出し、市街地中心部とは
思えない情緒が漂います。

神社や寺巡りを楽しんだり、優しい灯りに包まれた通りを歩く小さな旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

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