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コロナ禍の経営悪化で“諦め型”の倒産も 福井県内の11月の企業倒産は10件で10年7カ月ぶり2桁に
民間の調査会社・東京商工リサーチによりますと、11月の県内企業の倒産件数は、10年7カ月ぶりに2桁となったことが分かりました。
11月の県内企業の倒産件数は10件で、前の月から8件増えました。倒産件数が2桁となるのは10年7カ月ぶりです。
負債総額は14億6900万円で、前の月から13億5100万円増加しています。
また、倒産した10件のうち3件が新型コロナによる影響を受けたもので、いずれも飲食業でした。
東京商工リサーチによりますと「コロナ禍に経営が悪化した企業の一部は体力が回復しておらず諦め型の倒産が見られる」と分析しています。
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