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北陸新幹線延伸工事の終息で業況の改善見通せず 重機・土砂運搬の「丸浜」が破産手続き開始決定【福井・小浜市】
小浜市の重機・土砂運搬業者「丸浜」が、11月26日に福井地裁敦賀支部から破産手続き開始決定を受けたことが分かりました。
民間の調査会社・帝国データバンクによりますと、「丸浜」は1973年に創業し、1990年に法人化した重機・土砂運搬業者です。同日に破産手続き開始決定を受けている同市の「広成」の代表が2019年に買収したもので、北陸や関西圏を中心に広成から重機や土砂の運搬業務を請け負い、2022年3月期の年間収入は約1億1500万円を計上していました。
しかし、短期間の増車で減価償却費費の負担が重いうえ、下請け主体で不採算受注が多いことから欠損計上が続き、債務超過に陥っていました。
営業活動に注力も、北陸新幹線の延伸工事が終息したこともあり、業況の改善には至らず、先行きの見通しも立たないことから事業の継続を断念し、今回の措置に至りました。
負債は債権者約10名に対し約5600万円です。
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