ニュース
県内のニュース
裁判員裁判制度について経験者6人と裁判官らが意見交換 福井地方裁判所で2年ぶりの開催
2009年から始まった、国民の中から選ばれる裁判員が刑事裁判に参加する「裁判員制度」について、福井地方裁判所で19日、裁判員経験者と裁判官らが意見を交わしました。
裁判員制度についての意見交換会は、福井地方裁判所が今後の運用に役立てるために数年に一度開いていて、今回は2年ぶりの開催となりました。
19日は、裁判員経験者6人と裁判官や検察官、弁護士の合わせて10人が参加し、意見を交わしました。
裁判員経験者からは、検察や弁護士がまとめた資料について「争点が整理されていてとてもわかりやすかった」という意見があった一方で、「法廷で検察官が淡々と話していくため、理解が追いつかないところがあった」という指摘もありました。
司会を務めた福井地方裁判所の内山孝一裁判官は、「今回あがった貴重な意見を、今後の裁判員裁判の参考にしたい」と話していました。
一緒に読まれている記事
-
負債総額1億1000万円 競技用ウエアなど縫製加工の越前市「東武ニット」破産手続き開始決定 福井県内の倒産件数がコロナ禍に迫る水準
-
負債総額は約1億2300万円 大野市の「高野繊維」に特別清算開始決定 海外を含む競合で売り上げが減少
-
福井女子中学生殺人事件 前川彰司さん再審公判は2025年3月で即日結審 検察は新証拠提出せず 無罪の可能性高まる
-
土下座要求、長時間の苦情…社会問題化する「カスハラ」に正しく対応を ショッピングセンターで講習会【福井】
-
校内で女児に強制わいせつ 60歳元教諭の男が上告を断念 一審の判決「懲役1年2カ月」が確定【福井】
-
「大事な娘をこんな目に…」被害女児の父親が心境を吐露 校内で強制わいせつの60歳教諭 名古屋高裁金沢支部が控訴棄却し「懲役1年2カ月」の一審判決を支持【福井】
-
【速報】勤務先の小学校で児童に強制わいせつ 福井市の60歳教諭の控訴を棄却 名古屋高裁金沢支部
-
自宅で母親を殺害し父親にけがをさせた疑い 61歳の女を「鑑定留置」へ【福井】
-
【福井女子中学生殺人】「38年…長すぎた」と91歳父 前川彰司さん再審確定を報告
-
【速報】再審が確定「福井女子中学生殺人事件」 一報を受け前川さん「安堵しました」 名古屋高検が「異議申し立て」を断念
- 広告