番組情報
- しましま年縞カッサータ
- 2020年04月05日(日)放送
-
三方五湖のひとつ、水月湖の年縞が世界的に注目を集めています。この年縞のしま模様にちなんだスイーツを提供するお店が若狭町にある「善司郎食堂部」です。
町の仕出し屋として長く愛される「善司郎」がごはんとおやつの店として「食堂部」を始めました。そのきっかけは店主の中村康裕さんが実家を継ごうと若狭町に戻った事。仕出しの仕事だけでは続けられないと食堂部を始めました。
中村さんが目指したのは、子どもから年配の方、誰もが気軽に来られる店、「みんなに優しい店」です。店内に畳スペースやおむつ交換台を設置したり、手すりを付けたりしました。またメニューにもこだわり、周辺では食べられない、都会で見るような献立しています。
そこで中村さんが考案したのが、切った断面がまるで年縞のようなしま模様のアイスケーキ「カッサータ」です。しましま模様が可愛い見た目の「しましま年縞カッサータ」。中の具材が年縞の堆積物にも見え上手く再現しています。実際に食べてみると、冷たく甘いアイスに様々なフルーツの味など味の変化が楽しめ、ナッツが食感にも変化を与えてくれます。
中村さんはどうしてしましまメニューを始めたのでしょうか?
若狭町には年縞という素晴らしいものがあるのにまだまだ知られていない。自分に何ができるかを考えた時に、しましまメニューを作ることだと考え、まずは1年やってみようと始めました。そして春にはパフェ、夏にはかき氷、秋冬にカッサータを作ってきました。
そして季節限定メニューの「しましま年縞カッサータ」は、お客様に好評ということで、年中いつでも楽しめるようになりました。
しましまメニューがお客様の目を惹いている実感する中村さんは、しま模様はいろんなものに取り入れやすい柄なので、飲食業以外の他のお店でも取り入れて欲しいと話します。
“しましま”が町全体に広がることで、”しましま”で目立つ町として若狭町が盛り上がっていくと考えています。