番組情報
- そばと絵本カフェ
- 2020年08月02日(日)放送
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絵本は、子どものために作られた本と思われがちですが、大人になった今だからこそ「心に響いてくる」と夢中になる人が増えているといいます。
そんな絵本の魅力を知ってほしいと去年9月、あわら市に「そばと絵本カフェぶらっと」がオープンしました。
このカフェを運営しているのは青木浩一さんと直美さん夫妻。多くの人に絵本を読んでもらいたいと考えていた直美さんが、そば打ちを趣味にしていたご主人を誘ったことで、そばと絵本のカフェが生まれました。
直美さんは、短大で幼児教育を専攻していた時、教授の影響を受けて絵本を読むようになりました。その後、福祉や教育関係の仕事に就いたことで、子供に読み聞かせをしてあげたいと、絵本を集めるようになりました。今では1000冊を超える絵本が集まっているといいます。
子供向けに作られた絵本には、優しく端的な言葉が使われ、それに絵が付いて心に訴えかけるものになっています。そのため、誰が読んでも心に何か訴えかけられるものがあるのだと直美さんは言います。
絵本セラピストでもある直美さん。「大人になって改めて絵本を読むと、自然と深読みして、新たな発見をすることがある。その発見が、固まっていた考えをとかし、視野を広げられたり、自分を許せたりする。それが心の癒しに繋がっている。」といいます。
カフェには、赤ちゃん向けの絵本から、大人が読むような絵本まで様々なものがあります。自分の好きな絵本、自分の心にピッタリくる絵本がきっと見つかるのではないでしょうか。
大人が絵本を読むと文章に目が行きがちになるため、他の人に読んでもらうことで、絵に注目できて、絵本セラピーの効果が高まるといわれています。そこで直美さんは、大人を対象にした「おはなし会」を開きたいと意気込んでいます。
「おいしいお蕎麦と絵本と、窓から見える田園風景で和んで、ゆっくり過ごしてほしい」と直美さんはいいます。
そばと絵本 Cafe ぶらっと
住所 | あわら市河間12-21
連絡先 | 080-8997-4703
営業時間 | 10:00-18:00 定休日 | 水・木